環境への取り組み

ENVIRONMENT

深刻な環境問題へ、
技術と想いで立ち向かいます

私たちは、印刷事業を環境保全事業の一つと考え、一企業として社会貢献を目指します。
自社が持つ技術をお客様と環境保全のために最大限活用し、
私たちができることを着実に前に進めていきます。
環境を守りながら、社員も守る。たからセルロイドの願いです。

今や、環境問題は一人一人の意識の前に一企業が団体で取り組むべき課題となりました。一見関係なさそうに見える印刷業界も、環境問題に対してできることは多くあると考えます。たからセルロイドが取り組むのは、環境を守り、社員を守ること。印刷業務の中に落ちている不具合や違和感を取り除くことが、環境を社員を守ります。

よくあるオフセット印刷は、印刷時に高温の熱を発し紙とインキを密着させます。その際にどうしても排ガスが発生してしまいます。そして、その熱によってインキからも微量な有害ガスが発生しています。現在では、インキや機械の向上によって改善はみられているようです。

一方で、たからセルロイドがメインとしているUV印刷は、熱ではなくUVライト(紫外線)によって硬化する、という仕組みのため、通常のオフセット印刷に比べて排気ガスが発生しない点でも、環境にやさしいといえます。また、最近ではインキも研究開発が進み、環境にやさしいインキが流通しています。

EFFORTS

具体的な取り組み

リサイクル可能な貼り合わせ

たからセルロイドの貼り合わせ技術は、「剥がせるけど、剥がれにくい」という特殊な性質を持っています。これは、作業工程においてお客様のご希望により、当社が開発した技術です。
必要な時に剥がせる仕組みが、結果として樹脂板やフィルムの廃棄量を各段に抑えることに繋がりました。特にパチンコ台の盤面においては、樹脂板とフィルムを貼り合わせた後に、釘をさしたり、風車などの小物をつけるための穴をあけるため、ドリルや切削ルーター加工を行いますが、、その加工工程でフィルムが剥がれてはいけません。しかし、フィルムにキズや汚れが発見された場合には一度貼り合わせたフィルムを樹脂板から糊残りせずに簡単に剥がすことができるため、樹脂板を傷つけることなく再利用が可能になります。
この技術によって、今まで再利用できなかった樹脂板が再利用できるようになり、廃棄される樹脂板を大幅に減らすことが可能となります。樹脂板が廃棄される際に発生するCO2を大幅に削減することができます。

有機溶剤を代替品に

シルクスクリーンなどに使用する版を洗浄する特殊な溶剤があります。これを有機溶剤と言います。有機溶剤とは溶解、抽出、洗浄になどに用いる有機化合物のことで、印刷業界では主に版の洗浄に使用されます。かねてから揮発性で人体によくないといわれていたものの、長らく代替品が出てきませんでした。
それでも、たからセルロイドは洗浄室に排気装置を導入し、危険な空気を排出することで社員の健康を守りました。そして、危険な有機溶剤に変わる代替品をいち早く取り入れ、環境にやさしい溶剤を使用しています。
溶剤の溶け込んだ洗浄水は、産業廃棄物処理業者が収集し、適切な廃棄を行っています。

  • 環境に良いUV印刷に特化しています。
    UV光照射により、瞬間的にインクが定着するため、揮発性有機溶剤(VOC)が発生しません。環境に配慮した地球に優しいプリントです。

  • 版洗浄溶剤を非有機溶剤など人と環境に良い溶剤を使用しています。

  • パチンコ盤面印刷に使われるフィルム(セル)は植物性由来のプラスチックフィルムを選択することが可能です。

  • 樹脂板やガラス板等へのフィルムの貼り合わせ加工において、後加工では剥がれず、リサイクル等フィルムを剥がしたい時には糊残りせずにフィルムを綺麗に基材から剥がすことができる貼り合わせ加工が行えます。フィルムを剥がして樹脂板やガラス板再利用することが出来ます。貼り合わせ特許も取得しています。

  • 貼り合わせ加工において、半導体製造レベルのクリーン度(クラス100)のクリーンルーム設備内にて貼り合わせを行い、ゴミやホコリなどの混入による不良発生の低減を図っています。

  • 産業廃棄物について、産業廃棄物業者によりリサイクル可能な資源はリサイクル資源として使用してもらうなど適切な廃棄処理を行っています。

  • AED(自動体外式除細動器)を設置し、近隣住民の方にも解放しています。

  • フォークリフトをガソリン車からEV車へ変更し、排気ガスやCO2削減、労働環境の改善を行っております。

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